若い世代のコロナワクチンのメリットとデメリットに関して少し話をしたいと思います。

若い方はCOVID-19に感染した際の重症化率、死亡率が高齢者と比較すると低いことから、(高齢者と比較して)メリットが少ないことは事実です。

またワクチンによる発熱や頭痛、倦怠感などの副反応が高齢者と比較して多いため、(高齢者と比較して)デメリットが多いことも事実です。

しかしながら、COVID-19が世界から無くなることはほぼないでしょう。

ワクチン接種が進み、医療ひっ迫が抑えられれば、外食産業、観光産業は再開されますし、世界との交流も再開され、海外から国内にウイルスが入り続けるでしょう。

ワクチンを接種されている人にとっては、COVID-19もほぼ感冒に近いウイルスと考えていただけますが、接種していない方にとっては、一生、新型コロナウイルスのままです。30歳、40歳、50歳になった時に感染して重症化するかもしれません。一生逃げ続けることは難しいと思われます。(一生マスクをするのも嫌ですし。)

また他の人に感染させてしまうリスクが大幅に減ったり、大事なテストなどの期間に隔離されるリスクも減らすことができます。

そう考えれば若い世代でもメリットがデメリットを上回るのではないかと考えます。

少なくとも大学生以上は他の年代(お酒を飲める年代)との交流も増えますので、接種を考慮してもいいと思います。