奈良県【生駒】市、小児科・アレルギー科・予防接種・乳児健診・発達相談のなかや小児科です。こどもの発熱などの一般的な症状からアトピー、生駒市の定期・任意予防接種、乳児健診等、お子様の事なら何でもご相談ください。
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お知らせNews&Information

百日咳の予防(DPTワクチン)について

現在、百日咳が小中学生で流行しております。多くの方は生後2か月から4種混合または5種混合を4回接種しておりますが、就学前頃にはその抗体価が下がってくる傾向があります。5歳から7歳半でDPT(百日咳、ジフテリア、破傷風)のワクチンを任意(5000円/税込み)で接種することを小児科学会、小児科外来学会としては推奨しております。また、11ー12歳で接種するDT(定期接種)の代わりにDPT(任意接種)を接種することも可能です。

これまで百日咳は抗生剤であるクラリスロマイシンでほぼ治癒することができておりましたが、耐性菌がここ数年で出現し、抗生剤の効果が減弱しており、少しやっかいになっております。予防接種していない0ー1か月の児が感染すると、咳だけでなく無呼吸発作が起こり突然死のリスクになります。周囲の方が感染を予防することで、0ー1か月の赤ちゃんを守る事にもつながります。任意接種ではありますが、積極的な接種をご考慮していただければ幸いです。

 

マイナ保険証(マイナンバーカード)を利用できます。(暗証番号をご確認ください)

マイナンバーカードを利用される際はお子様の4桁の暗証番号が必要です。お子様の場合、顔認証がうまくいかない場合があります。

当院では、以下の医療DX推進体制を整備しております。

1  オンライン請求を行っています。オンライン資格確認を行う体制を有しています。

2 オンライン資格確認を利用して取得した診療情報を、診察を行う診察室で閲覧又は活用できる体制を有しています。

3 電子処方箋の発行の体制を整備しております。

4 マイナンバーカードの健康保険証利用について、お声がけ、ポスター掲示を行っています。

5 医療DX推進の体制に関する事項および質の高い医療を実施するための十分な情報を取得し、及び活用して診療を行うことについて、院内の見やすい場所およびホームページに掲載しています。

当院は発熱外来認定医療機関です。

当院ではかかりつけでなくても受診可能です。

予約の際に発熱があることを伝えてください。

(HPから予約を取られる際は「発熱あり」でお願いします。)

子宮頸がんワクチンについて② 

子宮頸がんワクチンは3回接種が必要です。通常であればガーダシル(4価)は2回目は1回目から2か月、3回目は2回目から4か月あけることが標準的です。

定期接種ですので無料で接種は可能です。高校2年生になると実費が必要です。当院では1回15,000円(3回で45,000円)です。

ただ海外のデータから2回接種でも効果は十分にありますので、2回接種でもしないよりは予防効果は十分にあると考えてください。

副作用に関しては子宮頸がんワクチン打っていない方との比較試験では増加は認めませんでした。詳細は子宮頸がんワクチンについて①も参照してください。

不明な点があれば接種時にご説明いたします。

子宮頸がんワクチンについて①

子宮頸がんワクチン(以下HPVワクチン)は小学校6年生の4月~高校1年生の3月の女子が定期接種対象です。高校1年生の3月までであれば今でも無料で受けられます。

接種は計3回の筋肉注射になります。2回目は1回目の接種から2か月あけて、3回目は2回目の接種から4か月あけての接種が標準です。ですが、2回目を1か月あけて、3回目を2回目から3か月打つことも可能ですので、1回目を高校1年生の11月29日までに接種できれば3回とも無料で受けられることになります。

高校2年生からは任意接種(1回15000円税込み)となります。

子宮頸がんはヒトパピローマウイルスに感染した方が数年~十数年経って癌化していく疾患です。ヒトパピローマウイルスは性感染症ですが、子供を持つ女性の約半数は一度は感染するほど一般的なものです。多くの人は治癒しますが、年間11000人ほどの方が癌になり、2800人ほどの方が残念ながら亡くなります。そしてその多くが20‐40歳台の若い女性であるということです。また日本における若い女性の子宮頸癌の健診率は低く、妊娠されたときに見つかるケースも少なくありません。

日本ではHPVワクチンが実質ストップしており(実際は定期接種のまま残っています)、子宮頸がんの患者さんは毎年徐々に増えてきております。ヒトパピローマウイルスにも多くの型があり、約2/3を占める16型と18型を予防できるのが今の日本のHPVワクチンとなります。海外では感染を9割予防できるワクチン(ガーダシル9)もすでに使用されております。 

ただしHPVワクチンは接種後の副作用のことが接種開始直後から問題視されました。これまでに日本で接種された方は約338万人おられ、すべての副反応疑いは報告で2584人(約0.08%)でした。多くの方は軽快または治癒し、症状が残る方は186人(約0.005%)です。

残る症状としては、頭痛66名、倦怠感58名、関節痛49名、接種部位以外の疼痛42名、筋肉痛35名、筋力低下34名です。(複数の症状も含む)

特にHPVワクチン接種後の広範な疼痛や運動障害を中心とする多様な症状を呈する方がおられました。この症状のことを複合性局所疼痛症候群(CRPS)と呼びます。ただし、HPVワクチン接種歴のない人でも同様の症状を示す方が一定数おられることはわかっておりました。名古屋市における女性7万人を対象とした疫学研究ではHPVワクチン接種群の発症頻度は非接種群と比較して増えるという結果は認められませんでした。欧州の研究結果でも因果関係は否定されております。

ワクチンによる疼痛刺激や不安、ニュースなどで目から入る情報のために多少CRPSが増える可能性は残りますが、統計学的(医学的)には誤差範囲でHPVワクチンとの強い関連はないということになります。

当院では16型と18型以外に性病である尖圭コンジローマの原因の9割を占めるHPV6型と11型も予防できる4価のワクチンを使用しております。

なお、日本産婦人科医会、日本産婦人科学会、日本小児科学会も接種を推奨しており、それぞれのHPにも詳細なデータが載っております。よろしければ一度ご一読ください。またご質問がある方は当院までお問い合わせください。

追記 海外で使用されているガーダシル9(9種類予防できるHPVワクチン)が日本でも承認されました。ただいつ定期接種に組み込まれるかどうかはまだわかりません。高校1年生の方は今のガーダシルを接種されるのがよいかと思いますが、中学生の方は高校1年生まで待ってもよいかもしれません。

初診の方へFirstvisitor

◎ご持参頂くもの

初診の方は下記のものをご持参ください。

  • 母子手帳
  • 健康保険証または
    マイナンバーカード
  • 医療費受給資格証(医療証)

その他、薬剤情報、おくすり手帳等をお持ちいただけると診察の参考になります。

※奈良県のほか四条畷市の方も乳幼児医療証での通常診察を受けていただくことが可能です。

※本年12月から新たな保険証が発行されなくなることに伴い、マイナンバーカードでの受診を推奨しております。子どもの場合は顔認証が難しい場合があり、その場合は登録された暗証番号が必要になります。

当院では発熱の方はかかりつけの有無にかかわらず、受け入れております。

クリニック情報 Clinic Information

診療時間 Time Table

診療時間
08:45~12:00 ●★ ●★
14:00~16:00 □★ □★
17:00~19:00

休診日日曜、祝日、木曜と土曜の午後

○月曜、水曜:予防接種(要予約)
□火曜、金曜:乳幼児健診、予防接種(要予約)
★火曜、金曜:発達相談(要予約)
※最終火曜日と第4金曜日は、医師会出席のため14:00-16:00は休診です。

クリニックのご案内 Access

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〒630-0251
奈良県生駒市谷田町870−2 中谷ビル 3F →GoogleMapで見る

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近鉄奈良線・生駒線・けいはんな線
「生駒」駅 徒歩約6分

車でお越しの方 お車でお越しの方へ

駐車場マーク 専用駐車場あり 7台

万代さんの北側(クリニックの北東)に 駐車場(中谷ビル専用駐車場)を完備しております。 ①~⑧番が、なかや小児科専用です。

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TEL:0743-75-8712
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