奈良県【生駒】市、小児科・アレルギー科・予防接種・乳児健診・発達相談のなかや小児科です。こどもの発熱などの一般的な症状からアトピー、生駒市の定期・任意予防接種、乳児健診等、お子様の事なら何でもご相談ください。
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ご確認の程よろしくお願いします。

キャッチアップ世代のシルガード9(子宮頸癌ワクチン)の無料接種(初回)は2025年3月までにお願いします。

シルガード9はヒトパピローマウイルスの6、11、16、18、31、33、45、52、58型の9つに型に対応したワクチンです。

子宮頸癌の原因のほとんどがこのヒトパピローマウイルスによるものであることを考慮すると、このウイルスに感染しないことが唯一の予防手段と言えます。

予防接種なしでこのウイルスの性感染を予防できることは難しく、アメリカでは88%の方が感染すると言われております。

予防接種によってヒトパピローマウイルスの約9割を防ぐことが可能となります。

(子宮頸癌になられる方は、毎年約11000人おられます。うち2900人の方が亡くなります。感染者のピークは30歳代、40歳代前半です。)

予防接種の対象は小学校6年生~高校1年生、およびキャッチアップ対象者(平成9年4月2日~平成19年4月1日の間に生まれた方)です。

基本は3回接種(2か月、4か月間隔)ですが、15歳未満の方は2回接種(6か月間隔 おすすめは1年ほどあけて)も可能です。

キャッチアップ世代の無料接種は今年度の3月(2025年3月)までに1回目を接種する必要があります。(1回でも3月末まで接種できていれば、1年間無料接種期間が延長されます)尚、2025年4月以降自費での接種では1回3万円、3回で9万円必要になります。

当院は発熱外来認定医療機関です。

当院ではかかりつけでなくても受診可能です。

予約の際に発熱があることを伝えてください。

(HPから予約を取られる際は「発熱あり」でお願いします。)

子宮頸がんワクチンについて② 

子宮頸がんワクチンは3回接種が必要です。通常であればガーダシル(4価)は2回目は1回目から2か月、3回目は2回目から4か月あけることが標準的です。

定期接種ですので無料で接種は可能です。高校2年生になると実費が必要です。当院では1回15,000円(3回で45,000円)です。

ただ海外のデータから2回接種でも効果は十分にありますので、2回接種でもしないよりは予防効果は十分にあると考えてください。

副作用に関しては子宮頸がんワクチン打っていない方との比較試験では増加は認めませんでした。詳細は子宮頸がんワクチンについて①も参照してください。

不明な点があれば接種時にご説明いたします。

子宮頸がんワクチンについて①

子宮頸がんワクチン(以下HPVワクチン)は小学校6年生の4月~高校1年生の3月の女子が定期接種対象です。高校1年生の3月までであれば今でも無料で受けられます。

接種は計3回の筋肉注射になります。2回目は1回目の接種から2か月あけて、3回目は2回目の接種から4か月あけての接種が標準です。ですが、2回目を1か月あけて、3回目を2回目から3か月打つことも可能ですので、1回目を高校1年生の11月29日までに接種できれば3回とも無料で受けられることになります。

高校2年生からは任意接種(1回15000円税込み)となります。

子宮頸がんはヒトパピローマウイルスに感染した方が数年~十数年経って癌化していく疾患です。ヒトパピローマウイルスは性感染症ですが、子供を持つ女性の約半数は一度は感染するほど一般的なものです。多くの人は治癒しますが、年間11000人ほどの方が癌になり、2800人ほどの方が残念ながら亡くなります。そしてその多くが20‐40歳台の若い女性であるということです。また日本における若い女性の子宮頸癌の健診率は低く、妊娠されたときに見つかるケースも少なくありません。

日本ではHPVワクチンが実質ストップしており(実際は定期接種のまま残っています)、子宮頸がんの患者さんは毎年徐々に増えてきております。ヒトパピローマウイルスにも多くの型があり、約2/3を占める16型と18型を予防できるのが今の日本のHPVワクチンとなります。海外では感染を9割予防できるワクチン(ガーダシル9)もすでに使用されております。 

ただしHPVワクチンは接種後の副作用のことが接種開始直後から問題視されました。これまでに日本で接種された方は約338万人おられ、すべての副反応疑いは報告で2584人(約0.08%)でした。多くの方は軽快または治癒し、症状が残る方は186人(約0.005%)です。

残る症状としては、頭痛66名、倦怠感58名、関節痛49名、接種部位以外の疼痛42名、筋肉痛35名、筋力低下34名です。(複数の症状も含む)

特にHPVワクチン接種後の広範な疼痛や運動障害を中心とする多様な症状を呈する方がおられました。この症状のことを複合性局所疼痛症候群(CRPS)と呼びます。ただし、HPVワクチン接種歴のない人でも同様の症状を示す方が一定数おられることはわかっておりました。名古屋市における女性7万人を対象とした疫学研究ではHPVワクチン接種群の発症頻度は非接種群と比較して増えるという結果は認められませんでした。欧州の研究結果でも因果関係は否定されております。

ワクチンによる疼痛刺激や不安、ニュースなどで目から入る情報のために多少CRPSが増える可能性は残りますが、統計学的(医学的)には誤差範囲でHPVワクチンとの強い関連はないということになります。

当院では16型と18型以外に性病である尖圭コンジローマの原因の9割を占めるHPV6型と11型も予防できる4価のワクチンを使用しております。

なお、日本産婦人科医会、日本産婦人科学会、日本小児科学会も接種を推奨しており、それぞれのHPにも詳細なデータが載っております。よろしければ一度ご一読ください。またご質問がある方は当院までお問い合わせください。

追記 海外で使用されているガーダシル9(9種類予防できるHPVワクチン)が日本でも承認されました。ただいつ定期接種に組み込まれるかどうかはまだわかりません。高校1年生の方は今のガーダシルを接種されるのがよいかと思いますが、中学生の方は高校1年生まで待ってもよいかもしれません。

初診の方へFirstvisitor

◎ご持参頂くもの

初診の方は下記のものをご持参ください。

  • 母子手帳
  • 健康保険証または
    マイナンバーカード
  • 医療費受給資格証(医療証)

その他、薬剤情報、おくすり手帳等をお持ちいただけると診察の参考になります。

※奈良県のほか四条畷市の方も乳幼児医療証での通常診察を受けていただくことが可能です。

※本年12月から新たな保険証が発行されなくなることに伴い、マイナンバーカードでの受診を推奨しております。子どもの場合は顔認証が難しい場合があり、その場合は登録された暗証番号が必要になります。

当院では発熱の方はかかりつけの有無にかかわらず、受け入れております。

クリニック情報 Clinic Information

診療時間 Time Table

診療時間
08:45~12:00 ●★ ●★
14:00~16:00 □★ □★
17:00~19:00

休診日日曜、祝日、木曜と土曜の午後

○月曜、水曜:予防接種(要予約)
□火曜、金曜:乳幼児健診、予防接種(要予約)
★火曜、金曜:発達相談(要予約)
※最終火曜日と第4金曜日は、医師会出席のため14:00-16:00は休診です。

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奈良県生駒市谷田町870−2 中谷ビル 3F →GoogleMapで見る

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「生駒」駅 徒歩約6分

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