奈良県【生駒】市、小児科・アレルギー科・予防接種・乳児健診・発達相談のなかや小児科です。こどもの発熱などの一般的な症状からアトピー、生駒市の定期・任意予防接種、乳児健診等、お子様の事なら何でもご相談ください。

院長コラム

子宮頸癌ワクチンのキャッチアップ接種 ~子宮頸癌発症リスクを最大88%低下~

過去に子宮頸癌ワクチン(以下HPVワクチン)を接種する機会を逃した方を対象に、令和4年4月1日から同ワクチンを公費で接種できる機会が新たに設けられることになりました。対象者は平成9年4月2日~平成18年4月1日の間に生ま …

mRNAワクチンってなあに? 長期的な副反応はないの?

mRNAワクチンは新型コロナウイルス蛋白の一部(抗原)を産生するように設計されています。この抗原に対して体内の免疫細胞(B細胞、T細胞などのリンパ球)が反応し、中和抗体が産生されます。① mRNAは設計図のようなものです …

5歳~11歳の新型コロナワクチン

①米国では870万回のワクチンが5~11歳に接種されている。接種するmRNAの量は大人の1/3量。3週間間隔で2回接種。②副反応は発熱が1回目接種後7.9%、2回目13.4%(大人よりはやや少ない)。心筋炎報告は11例( …

オミクロン株の急拡大について

オミクロン株は感染力が非常に強く、沖縄では感染者が2倍になる期間が約1.3日とかなり早く拡大しています。マスクを外しての会話はリスクが高いと認識する必要があります。わかっていることとして、① 2回予防接種を受けていても感 …

コロナウイルスの重症度、死亡率について

奈良県内での重症度は3.9%(R3年3~4月)→1.1%(R3年9月)と重症化率は低下しています。奈良県内の死亡率も第一波では2.2%でしたが、第5波では0.2%まで低下しています。(尚、全国では5.1%→0.3%)これ …

生駒市のインフルエンザ予防接種一部助成について(小学校6年生まで、妊婦さん)

本年度も生駒市民に対してインフルエンザ予防接種の一部助成があります。対象は 生後6か月~小学校6年生の小児、妊婦さん、身体障害者手帳1級相当の方です。対象期間は令和3年10月1日から令和4年1月31日までです。助成額はは …

妊産婦さんのコロナワクチン接種 ~最新の知見~

アメリカ疾病対策センター(CDC)では妊婦さんのコロナワクチン接種を強く推奨する声明を出しています。日本においても妊婦さんは時期を問わずにコロナワクチンを接種することを推奨しております。また、妊婦さんの感染経路は8割が夫 …

若い世代のコロナワクチン ~奈良新聞~

高齢者のワクチン接種が概ね進み、今後は若い世代のワクチン接種を進めていくことが課題となります。高齢者と比較すると、COVID-19による重症化率・死亡率が低い若い世代はワクチンのメリットが少なく感じられますし、発熱や頭痛 …

12-15歳のワクチン接種について

生駒市でも7月28日から12歳以上のワクチン接種券が配布されます。メリット、デメリットを把握しましょう。特に低出生体重児、心疾患、喘息などの基礎疾患がある方は考慮してもよいと思います。若い人でもワクチンの効果(感染防止、 …

若い世代の新型コロナワクチン接種のメリット、デメリット

若い世代のコロナワクチンのメリットとデメリットに関して少し話をしたいと思います。若い方はCOVID-19に感染した際の重症化率、死亡率が高齢者と比較すると低いことから、(高齢者と比較して)メリットが少ないことは事実です。 …

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