小児科について Pediatrics
当院では発熱、咳、微絨、下痢・嘔吐、のどの痛み、中耳炎、腹痛、不機嫌などの急性疾患から、食物アレルギー、便秘、過敏性腸症候群(ストレス性の下痢・便秘)、頭痛、起立性調節障害、不眠、喘息、アトピー性皮膚炎、花粉症、アレルギー性結膜炎といった慢性疾患にも対応しております。
必要な方には漢方薬や西洋薬を織り交ぜて治療させていただいております。
慢性的な疾患に関してましては、日常生活(睡眠や運動)を制限されることなく暮らせるように、しっかりコントロールすることが何より大切です。アトピー性皮膚炎ではプロアクティブ療法によってまずはツルツルに、そして飲み薬なしで軟膏だけで何をしても痒みがゼロを目標にします。喘息では発作がほとんど起こらない、花粉症では目や鼻(鼻汁と鼻閉)の症状がほとんどない状態をキープすることが目標です。
元々の素因の強さもありますが、多くの子は目標達成可能です。
また弱視・斜視など見え方に不安がある方も診察可能です。気になる症状がある方はまずはご相談ください。
アレルギー科について Allergy
アレルギー(喘息、鼻炎、皮膚疾患、食物)
食物アレルギーは、除去すべきものは除去し、食べられる可能性のある食物は年齢相応に食べていき、本当に食べられない物をきちんと整理することが大切です。
本当に食べられるかどうかを判定するには食物負荷試験が必要です。
リスクが高いものは入院で行いますが、食べられる可能性の高い場合は当院外来でも行います。
喘息やアトピー性皮膚炎は表面に出ている症状だけを対処していると再燃してくることが多いでしょう。
その下に隠れている炎症(種火)をコントロールしていくことが重要だと考えます。
吸入ステロイドやステロイド外用薬は、飲み薬のステロイドとは全く異なります。
副作用等お質問がある方はお気軽におっしゃってください。
予防接種について Vaccination
(予防接種のみ 14:00~14:30、乳幼児健診と同時の予防接種 14:00~16:00)
上記日程に来院できない方は、通常診察時間の中でも若干名予約可能です。
2017年9月から当院でも定期予防接種、任意予防接種とも接種可能です。
接種希望日の2日前までにHP予約かお電話(0743-75-8712)でご予約ください。
当クリニックで可能な予防接種は以下となります。
●定期接種(公費)
- B型肝炎
- ヒブ
- 小児用肺炎球菌
- 四種混合(DPT-IPV)
- BCG
- 麻疹・風疹混合(MR)
- 水痘(水ぼうそう)
- 日本脳炎ワクチン
- 二種混合(DT)ワクチン※11歳で追加接種
- ガーダシル(子宮頸がんワクチン(9価))
- ロタウイルス(ロタテック(5価)、ロタリックス(1価))
●任意接種 (自費)
- B型肝炎ウイルス(4,600円)
※平成28年4月以降生まれの方は定期接種(生後2か月~)で受けられます。 - おたふくかぜワクチン(5,600円)
- インフルエンザ
0歳6か月~3歳未満 | 2,800円 |
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3歳~13歳未満 | 3,200円 |
13歳以上から高校生まで | 3,500円 |
大学生以上(大人) | 3,800円 |
●予防接種時にご持参いただくもの
- 母子健康手帳
- 予防接種の問診票(出生時に市からもらえる冊子に入っています)
- 診察券
- (健康保険証、乳幼児医療証)
乳幼児健診について Checkup
健診と同時に必要な予防接種を受けることもできます。
3歳半健診時にはスポットビジョンスクリーナーによる視力・斜視の検査を無料で行います。
●乳幼児健診時にご持参いただくもの
- 母子健康手帳
- 診察券
- 健康診査のお知らせのハガキ(市から送られてきます)
- 乳幼児健康診査録綴(出生届の手続き時に市から貰えます ※生駒市)
- (健康保険証、乳幼児医療証)
- おむつ
発達相談について Consultation
発達・言葉の遅れ、人に興味がない、かんしゃくが強い、周りの子どもとなにか違う、うまく学校になじめない、など相談がありましたら、ご相談に乗ります。
自尊心を傷つけない関わり合いを目指しましょう。
発達相談の枠で予約を取ってください。必要に応じて各種心理検査の予約を取らせていただきます。
※発達相談は生駒市在住の方を優先としております。何卒ご了承ください。
実はその境界は曖昧なのです。
個性の延長線上に発達障がいの特性があります。
その特性によって本人や家族が社会生活を送るうえで困難を感じる場合は、少しでも生活がしやすいように診断をします。診断をすることで、本人にトレーニングや薬物治療を受けてもらったり、周囲のサポートもしやすいようにします。
早めに介入することで深刻な2次障害(引きこもりや鬱)を予防できることも分かってきました。気になる症状があれば受診をお勧めいたします。
“りんごの部屋”で行います
一人ひとり発達は異なります。すべての子が定型発達に沿わせる必要はありません。発達が早い子もいれば遅い子もいます。背が高い子もいれば低い子もいることと同じです。
大事なことはその子が獲得できそうなことと獲得できないことを見極めることです。
そしてできそうな事をどんどんしてもらいましょう。
ただし極端な発達の遅れがある場合や、できていたことができなくなった場合は病気が隠れていることもあります。
発達検査も公認心理師が行います。
公認心理師 谷口(火曜日担当)
これまで、公認心理師として総合病院の心療内科でのカウンセリング、小学校・中学校・高等学校でのスクールカウンセラー、公的相談機関での相談業務などに携わって参りました。
お子様たちの健やかな成長の手助けができるよう、またその育ちを支えるお母様、お父様たちのお手伝いができるよう努力して参ります。
少しでも心配なこと、困っていることがありましたら、お気軽にご相談いただければと思っております。
どうぞよろしくお願い致します。
夜尿症について Enuresis
当院では夜尿症(指導、薬物治療、アラーム療法)の治療も行っております。
小学校にあがってもおねしょが多い場合はご相談ください。